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2021年度水産海洋シンポジウム開催見合わせのお知らせ

 2021年度水産海洋シンポジウムは「商業捕鯨再開に伴う新たな鯨類資源調査・管理に向けた戦略 (コンビーナー: 田村力・松岡耕二 (日鯨研)・木白俊哉・吉田英可 (水産機構・資源研)・村瀬弘人 (海洋大))」のテーマにて2021年3月に対面のみでの実施を前提とした準備を進めてきましたが、現在の新型コロナウイルス感染症にかかる情勢に鑑み、当座、開催を見合わせることとしました。今後、本企画を開催する場合にはあらためて会員の皆様に告知いたします。

2020年度水産海洋学会シンポジウム

陸域の人間活動が沿岸域の生態系と漁業資源に与える影響

講演と総合討論を11月16日〜11月23日に公開しました。

https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/blog/archives/29957

その際お受けした講演者への質問の回答を掲示いたします。以下のリンクよりご覧ください。

質問への回答(2020年度水産海洋シンポジウム): pdf


共  催: 一般社団法人水産海洋学会、日本海洋学会
後  援: 京都大学
コンビーナー: 山下 洋(京大森里海ユニット)・山本民次(流域圏環境再生セ)・笠井亮秀(北大院水)
 
挨  拶:山下 洋(一般社団法人水産海洋学会長)
話  題
 
1.環境DNAを用いた新たな生物多様性評価の試み 笠井亮秀(北大院水)
2.流域圏における“SATO NET”としての「里水」:瀬戸内海流域の水循環・物質循環からの事例 小野寺真一(広大総研)
3.河川を通じた陸域と沿岸域のつながり−北海道東部別寒辺牛川水系のケース− 仲岡雅裕(北大北方生物圏セ)
4.海域の人為的改変による環境悪化の現状と修復への課題 ―三河湾の事例― 和久光靖(愛知県農業水産局)
5.森里海の連環の恵みを測る −広島湾における牡蠣養殖の視点から太田川流域由来の基礎生産力の向上をとらえる 松下京平(滋賀大経済)
6.大阪湾における海域環境の長期変動と生物生産過程における転送効率の経年変化 山本圭吾(大阪府農水総研)
7.ニホンウナギから見た豊かな森里川海の絆の再生−環境DNA分析とGIS解析の統合を目指して 亀山 哲(国環研)
8.森の手入れで魚を育む−間伐材漁礁による漁獲増加の科学的評価 山本民次(流域圏環境再生セ)
9.森から海までのつながりの科学−ケーススタディーからビッグデータ解析まで 山下 洋(京大森里海ユニット)
10.陸域からの影響が大きい内湾における漁業資源 片山知史(東北大院農)
総合討論:山下 洋(京大森里海ユニット)・山本民次(流域圏環境再生セ)・笠井亮秀(北大院水)
   
 
開催趣旨:日本の沿岸漁業漁獲量は、1985年に227万トンを記録して以降長期的に減少し続けており、2016年にはついに100万トンを下回った(99.4万トン)。近年の沿岸域の異変は漁獲量の減少にとどまらず、磯焼け、貧酸素水域の増大などにもみることができる。沿岸生態系の劣化の重要な原因のひとつとして、河川・浅海域の人工改変や流域における人間活動の影響が指摘されている。しかし、流域と沿岸域の関係はきわめて複雑であり、森から海までの生態系のつながりと、その分断の実態解明は容易ではない。近年、陸域の人間活動が沿岸海域の環境と生態系に与えるインパクトに関する研究プロジェクトが、多面的あるいは総合的な観点からいくつかの地域で進められている。そこで本シンポジウムでは、これまでの研究の進捗をとりまとめて現状と課題を整理し今後の方向性を議論する。