学会活動

活性化委員会

委員会の目的

一般社団法人水産海洋学会は、研究者と漁業者との対話に重点を置きながら水産学と海洋学の双方から水産業の発展に寄与することを目的とする学会です。変動する海洋環境とそこで営まれる多様な水産業の理解を進め、現場に貢献するためには、高い専門性を有し、地方の現場で活躍できる適応力を備えた若手や女性研究者を育成し、地域・世代を超えた相互の連携強化が欠かせません。また、我が国の水産海洋研究が発展するには、これらの研究が地域内にとどまらず、国際的に活躍の場を広げ、世界に発信することが重要です。本委員会は、研究者の育成や地域で行われる水産海洋研究への支援等を通じ、現場に根ざした水産海洋研究の活性化を目的として2016年3月に設立されました。

構成員(任期:2023年2月1日-2025年1月31日)

委員長

  • 佐々木 裕子(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所)

副委員長

  • 西川 悠(国立研究開発法人海洋研究開発機構)
    山本 昌幸(香川県水産試験場)

委員

  • 岡田のぞみ(地方独立行政法人北海道総合研究機構 栽培水産試験場)
    佐藤 政俊(地方独立行政法人北海道総合研究機構 中央水産試験場)
    甲本 亮太(秋田県水産振興センター)
    秋山 諭(大阪府立環境農林水産総合研究所)
    濱邉 昴平(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所)
    冨士 泰期(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所)
    三宅 陽一(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産技術研究所)
    和田 敏裕(国立大学法人福島大学環境放射能研究所)
    上原匡⼈(恩納村漁業協同組合)
    増渕隆仁(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所)

委員会の活動内容

(1)ナイトセッションの開催
水産海洋学会研究発表大会時に次世代を担う若手研究者が中心となってナイトセッションを開催し、世代・地域を超えた自由な意見交換を行い、水産海洋学会の将来像を考えます。

2016年ナイトセッション(東京海洋大学品川キャンパス)
水産試験研究機関と現場との関わり-地域に密接に関わり貢献できる水産海洋研究者の育成と水産業の更なる発展を目指して

2017年ナイトセッション(広島市西区民文化センター)
公設水産試験研究機関が収集・管理するデータ資源の利活用に向けて

2018年ナイトセッション(東京大学大気海洋研究所)
若手研究者による研究紹介ライトニングトーク-分野の壁を越えた共同研究を実現するための基盤づくり

2019年ナイトセッション(東北大学農学部青葉山コモンズ)
若手研究者が考える現場○○○○研究

(2)勉強会の開催
地域研究集会等を活用して地域課題解決や研究スキル向上に向けた勉強会を開催します。

第1回:2017年9月6日 南九州水産海洋地域研究集会(世話人:渡慶次 力)

第2回:2018年12月8日 三陸水産海洋地域研究集会(世話人:後藤 友明)
当日は定置網操業見学を予定しておりましたが、荒天により内容を変更して実施し、須能邦雄石巻魚市場社長の説明により、石巻魚市場見学を行いました。

(3)研究発表大会での託児施設斡旋
研究発表大会開催時の託児施設を斡旋し、お子様連れの参加者が気兼ねなく参加できるようにします。

(4)その他
若手研究者によるワークショップや地域研究集会等の開催を支援します。

委員会からのお知らせ

本委員会は、水産海洋研究の発展にかかる会員外からのアイディアを広く募集しております。その他、ご意見お問い合わせがありましたら以下までご連絡下さい。

問い合わせ先

  • 〒236-8648 神奈川県横浜市金沢区福浦2-12-4
  • 国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産資源研究所内
  • 水産海洋学会活性化委員会 佐々木 裕子
  • E-mail: hirosasaki [at] affrc.go.jp([at]を@に変更してください。)